2011年6月11日土曜日

中江要介さんが代表世話人に              杉並革新懇

  5月28日参加者58人で総会。第一部は「最近の近隣外交について」と題して元駐中国大使の中江要介さんが講演(写真)。「戦後65年もたつのにアメリカの軍事基地が国中に存在しているのは日本だけ。沖縄や基地問題を考えただけでも自主独立の外交は見えないし、卑屈になっている」「アジア諸国への戦争での加害に対し、謝罪も補償も充分にしていない。特に北朝鮮とは国交も回復せず、米国の言うままに、悪の枢軸との立場に立っている」と強調。豊富な諸外国での外交経験をもとに平和・中立・反覇権外交の重要性、緊急性を訴えました。
  総会では有村事務局長の提案を受け、教科書問題、反原発のシンポ、区議会での新たな動き、若者への働きかけなどについて活発な意見が。新役員では中江要介さんを代表世話人6人の一人として選出。懇親会で中江氏は「余生を有意義に過ごしたい」と述べました。(有村)

0 件のコメント:

コメントを投稿