2012年6月15日金曜日

  忍びよるファシズムー大阪維新の会の正体
                   講 師  山下 よしきさん(参議院議員)
  品川革新懇 講演と文化のつどいに 270人(6月4日)
   
ソプラノ独唱 塘岡 裕紀さん(藤原歌劇団団員)
 6月4日の品川革新懇の講演と文化のつどいには、270人を超える人々が参加し、山下よしきさんの歯切れのよい話に勇気と確信をもらうことができました。民主党の裏切りという政治的な閉塞感とくらしの困難という二重の閉塞状況のもとでどうすればこの状況を打開できるか、多くの国民が真剣に探究しているのが今の時代であり、一方でこの状況を後ろ向きに打開しようととする勢力が台頭しており、その代表格が橋下氏と維新の会であると指摘。これを批判するには、第1に、この閉塞状況を打開する真の道は何なのかを明らかにすること、第2に、その危険な実態を具体的に暴露することと述べました。また、橋下維新の会には、アメリカ言いなり、大企業言いなりという二つの矛盾に反対する姿勢はひとかけらもなく、その政治手法の特徴は古い政治をより強引な手法で進めることにあるとし、知事時代と市長になってからの方針は、お年寄りから若者まで、すべての市民に負担増を強いるものであり、いま広範な市民の間から反対の声と運動が広がりつつあると述べました。教職員や公務員と国民との分断をはかる攻撃には反対して連帯の力で闘っていく必要があると訴えました。参加者の感想では「元気が出た。闘い方がわかった」「漠然と橋下さんを支持したいと思っていたが、今日の話で、その実態がよくわかった」等の感想が寄せられました。