2011年4月11日月曜日

シンポジウム 「TPP問題」   町田革新懇

 大地震後の13日に開催。19名参加。事前に農協、農家、農業委員、生協、大学への要請訪問行動を展開。農協ではパンフや署名が置いてあり、農家の怒り心頭の様子が分かりました。当日は農民連の斉藤さんの「TPP参加を許さず、日本農業を基幹産業として再生させよう」の問題提起。その後、農業委員の大谷さんから「東京の農業をどう守るか」と提起。消費者の立場から塚平さんが「食糧が安全で安定的に確保できるかが問われている」。鈴木弁護士から「農業は作物を作るだけでなく治水、環境、景観・観光などの効果がある。農業問題だけではなく労働問題でもあり、アジアでの連携をどう築いていくかの問題もある。主権を守る闘いでもある」と。大震災に直面して農業の大切さが確認され、マスコミの取り上げ方の問題、アメリカの「戦略」にのることなく、食糧主権の確立の重要性が語られました。(宮本)

アジアの平和をどう創る ―新防衛大綱にもふれて―  小平革新懇

 3月12日、平和委員会と一緒に学習会。標題のテーマで川田忠明さんが講演。動的防衛力構想の危険な役割、領土問題は国によって歴史的経過があるので丁寧な外交的話し合いが求められる、など映像を使っての分り易いお話。

石原都政の問題点と 都知事選挙の争点  東村山革新懇

震災当日の11日、学習会。尾崎あや子さんが標題の講演。
清瀬小児病院など8つの都立病院の廃止は、大震災を考えると大問題。財政の使い道を変えれば都政は大きく転換できる。人の命を大事にする都政に変えようとの話し合いに。

石原都政12年の検証と 福祉都市東京への展望 豊島革新懇

 9日学習決起集会。岡部裕三記者が標題の講演。石原氏は3日に一回、2日に一回しか都庁には出勤せず、豪華海外出張は最後の4年間だけで2億数千万円も使っている。まさに“贅沢三昧”。新銀行やオリンピック誘致などの無駄遣いの都政から命を守る福祉都市東京にするために頑張ろうと確認。

新しい福祉国家をめざして     西東京革新懇

3月6日、春の講演会。渡辺治一橋大名誉教授が標題の講演。「国民の運動がつくった政権交代と鳩山政権」「財界、米国の巻き返しと菅政権の反動化・大連立の動き」「対案を求める国民意識の変化と新しい福祉国家の構想が急務」「岐路に立つ日本の政治、社会保障」の四点を柱に解り易いお話。革新懇などの地域における運動が重要と。73人の参加者に確信を与えるお話でした。23日には革新懇も参加する革新都政をつくる西東京会で市内37か所で宣伝。

東京をどうするか 福祉と環境の東京  目黒革新懇

3月5日総会。今後一年間の方針や役員体制を確認。 
「東京をどうするか・福祉と環境の都市構想」と題して進藤兵都留文化大教授が記念講演。混迷する民主党内の三つの潮流を踏まえて、今の政治の流れについてわかりやすく解説。選挙では、様々な動きがあるが、新自由主義か福祉国家かの選択が中心であると明解に述べました。

TPPへの参加は 「第三の壊国」  世田谷革新懇

 35日、春の学習講座。「TPPと私たちの暮らし」と題して萩原伸次郎横国大教授が講演。「オバマ政権はなぜTPPに固執するのか」「日本経済の低迷はTPPで乗り切ることができるか」「TPPは、なぜ第三の構造改革となるのか」など、ポイントを突いたお話。ユーモアあふれるトークで笑いが絶えませんでした。