2014年6月17日火曜日

「安倍政権の『立法壊憲』策動」町田革新懇 
524日、田中隆弁護士を講師に憲法講座。立法改憲とは憲法の理念に反する法律を押し立てて、憲法を骨抜きにすることだけを言うのではなく、政府方針などの国会での審議を要さないものを変え、既成事実を積み上げることによって憲法を骨抜きにしてしまうことだ。今、三つの立法改憲が同時に起ころうとしている。①集団的自衛権の行使容認②グレーゾーンでの武力行使容認③PKOや多国籍軍に参加する海外派兵では、憲法の制約を受けない武力行使許容。これでは、禁止されるのは「直接的な侵略戦争」だけとなり、憲法9条の規範性は完全に失われ、この国は「外征国家」に生まれ変わることになる。一方、非軍事貢献や外交・経済協力、NGO活動、民間レベルでの交流による平和の道の模索など、不戦が世界の流れになっている。日本は今後、どっちの道を進むのかを国民は問われている。

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